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FX初心者が知っておきたい資金管理テクニック7選

FX資金管理

FXは危険なギャンブルだ!という意見をよく耳にします。正直間違いないと言えます。

しかし、同時に知識さえ持っていれば堅実に稼いでいける方法だと私は思っています。

大多数のFX初心者が資金管理のことを疎かにしているのもまた事実。そこで今回、私が考えるFX初心者が押さえておきたい資金管理テクニックを⑦つご紹介します。

今すぐできるものばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。

1% or 10%という考え方

スキーやスノボでは、大怪我防止のために最初に初心者は上手な転び方を学びますが、FXではなぜか転び方(負け方)を知る前に初心者のうちからスピードをとても出す人が多いです。

多くの方は最初からロットが大きぎるのです

上手な負け方を知るために初心者がまず守ると良い2つのルールを紹介します。

  • 1通貨ペアあたりの最大損失金額を、証拠金のうち1%以下に抑える「1%ルール」
  • 保有しているすべてのポジションの合計最大損失金額を、証拠金のうち10%以下に抑える「10%ルール」

さらに言うと

「勝つためのルール」ではなく「大きく負けないためのルール」です

1%ルール

1通貨ペアの最大損失額を全資産の1%に限定

(例)・・資産100万円の時にドル円の1万通貨取引の最大損失は1万円なので、100pipsで損切りする。

10%ルール

全保有ポジションの最大合計損失額を全資産の10%に限定

(例)・・資産が100万円の時ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、スイスフラン円をそれぞれ2万円通貨で保有し、それぞれを100pipsで損切り

証拠金額によっては・・

「1%じゃ大した金額にはならないよ!」

と焦る人もいるでしょう。

損切りに慣れて手法が安定してくると利益も比例して上がっていきます。

中級者とは、あらゆる失敗を経験した人のこと。あなたが相場で生き残り、退場せずに中級者になるためにも、ぜひ守ってみてください。

焦らず一緒に頑張りましょう!

✏️ポイント

1%ルールと10%ルールで、上手な転び方を身につけよう!

ナンピンは刃物と理解する

包丁などの刃物は何も考えずに感情的に振り回せばとても危険なものです。しかし、適切な場所で適切に使用すれば有効なツールになり得ます。

ナンピンも刃物と同じです。

適切な場所で適切なルールの元で運用するべきなのですが、初心者の方には難易度が高いのでやめておきましょう。

これは私が負けていた頃のいつもの負けパターンから言えることですが•••

初心者のナンピンは

「流石にそろそろ反発するだろう」

といった根拠のない思考停止パターンが多く、テクニカル分析を無視しており、再現性がなく非合理的です。

またナンピンすることで、①の1%ルールや10%ルールの計算が面倒になり、資金管理が破綻する可能性もあります。

ナンピンは資金管理術やテクニカル分析、そして長期に渡り成績が安定してから考えるものだと割り切ってください。

✏️ポイント

初心者のうちはナンピンに手を出さない!

リスクリワード比率の把握

このルールを破ることは、今の私にとってありえない行為です。

「リスクリワード比率を把握する」というのはエントリー前に、必ず損切り位置と利確位置を、テクニカル分析に基づいて決めることを指します。勝率100%の手法はこの世に存在しないので、誰でも損切りの準備が必要です。

迅速に損切りするためにはあらかじめ損切り幅を把握する必要があります

損切り位置を事前に決めないと、1%ルールや10ルール%の管理が難しくなります。

決め方にもコツがあります。「自分の損切り幅は毎回10pips」こちら側で幅を固定してしまうと、相場都合ではなく自己都合の損切り幅なので、損切り幅は重要水平線やチャネルなどの、テクニカル分析に基づいて設定するべきです。

ただ、検証に基づいてある程度の目安を持っておくのは良いと思います

私もスイングトレードでは、エントリー位置から逆行した、60pips付近での意識されそうな高値や安値を基準に損切り位置を決めるという流れでトレードしています。

テクニカル分析と資金管理、両方の視点から、事前にリスクリワード管理は必須と考えています。

✏️ポイント

テクニカル分析に基づいて損切り位置と利確位置を決めておく!

損小利大を徹底する

リスクリワード比率を把握することで損小利大の運用に繋がっていきます。

例えば損切り幅が100pipsに対して、利確幅が200pipsで設定できたら、リスクリワード比率はリスク1:リワード2で「1:2」です。

リスクリワード比率

トレードにおけるリスク(損益)とリワード(利益)の比率のことを指す。

(例)・・損切りが100pips、利益確定が200pipsなら、リスクリワードの比率は、100:200 = 1:2になる。

リスクリワード比率を意識すれば、損小利大が実現可能です。

あなたが抱えているリスクに対して、より大きなリワード(利益)を狙う戦略構築が可能になり、

「小さく負けて、小さく負けて、大きく勝つ!」

という戦略をとれるようになります。相場に対する見方と視野の広さが激変します。

初心者の頃は、負けるのを嫌い勝つことばかりを考えてしまいがちです。しかし、実際のエントリーでは

「勝率×リスクリワード比率×エントリー回数」

つまりバランスがとても重要なファクターとなっています。

✏️ポイント

リスクリワード比率を意識し、損小利大を目指そう!

損切りを後から動かさない

エントリーした後、事前に決めていた損切り設定をずらしてはいけません。

「やっぱり反発しそうだからなんとなく10pips損切り幅を広げよう」はNG行為です。

損切り幅をずらしてしまうと事前に決めた1%ルールもリスクリワード比率も破綻します。

「ある程度利が伸びたらエントリーした建値にストロップロスをずらして、リスクリワード比率を有利にする」といったテクニックもありますが、初心者の方にはおすすめしません。建値にストップロスをずらしたことによって得られない利益も当然にあるからです。

何より初心者のうちは負けるときは潔く負けて、1%ルールで損切りに慣れることが大事です

まずは「負け」を日常のもの、当たり前のものとしてください。

初心者の間または資金が少ない間に

「損切り程度でごちゃごちゃ騒がないトレーダー」になる為のベース作りを心がけましょう

✏️ポイント

初心者のうちは、損切りになれることがなりより大事!

分割利確をする

リスクリワード管理をし、損小利大を実践しようとすると、必然的に広い幅の利益を狙いにいくことになります。

私は初心者の頃、200pipsとか300pipsとか広い幅を狙って、最後までポジションを保有しきるというのが強いストレスでした。そもそも難しいとも感じました。

相場は自分の都合のいいほうに一直線に進むわけではなく、波があり、途中で欲や焦りからチキン利食いをしてしまうためです。チキン利食いをしてしまえば、事前に決めたリスクリワード比率は破綻し、小さく勝って小さく勝って大きく負ける「コツコツドカン」になりかねません。

初心者の頃は、ひとまず広い幅を最後まで保有しきって利確するという成功体験を積み重ね、自信をつけることが大事です。そのためにも分割利確は必須です。

分割利確の回数を増やすほどリスクリワードは悪くなっていきますが、騙されたと思ってやって見てほください。まず、勝ちを確保することで、精神的優位に立つことができ、今持っているポジションを俯瞰して見守れるようになり•••

ポジションに対する握力が高まります!

自身の戦略の幅を広げるためにも、一度は分割利確を駆使して、広い幅を狙って見てください。

✏️ポイント

分割利確を駆使し、成功体験を積み重ねていこう!

トレーディングビューを使う

私のトレード環境は、パソコンで分析し、スマホで売買するスタイルです。

パソコンでチャートツールの「トレーディングビュー」を開き、分析をし、売買は証券会社のスマホアプリで行っています。つまり、分析ツールと売買ツールを分けています。

これは、チャート分析の際に自分の損益をなるべく気にしないようにするためです。

相場に自分の都合は関係ありませんので、自分が今いくら含み損を抱えているとか、いくら含み益があるとか・・

テクニカル分析にとって全く関係ない、どうでもいいことを排除し、テクニカル分析に沿ってなるべく良いポイントを探すようにしています。

このやり方は、ぜひ初心者の方にも取り入れてほしいです。

✏️ポイント

分析ツールと売買ツールを分け、自分の損益を気にしないように工夫しよう!

まとめ

今回紹介したFX初心者向けの資金管理テクニックは、「安定感」「戦略の幅を広げる」「感情リスクの排除」といったことを目的としており、トレーダーにとって重要な要素です。

特に初心者の方は、騙されたと思ってぜひ実践して見てください。

長期的に安定して稼ぐために今回紹介した7つのテクニックを駆使しながら、一緒に頑張りましょう!

トレード環境紹介

使用分析ツール「TradingView」

私が毎日分析ツールとして活用しているのが「TradingView」です。

利用している理由

PCやスマホ間でのクラウド同期が便利

使いやすさと多機能チャート

誰でも無料ブラウザから利用可能

正直、今の私にはこれがないとトレードが成立しないぐらいの必須級ツールです。

端末機とのクラウド同期できる為、場所を選ばずチャート分析が可能であり、様々な投資家達のニーズに答えることができる多機能チャートも利用可能です。

私は特に普段相場を確認することがないため、アラート機能をたくさん利用するので有料プランにしています。勝つための必要経費です。

使用口座「DMM FX」

使用理由

  • 充実した取引ツール
  • 取引によって貯まるポイントを現金化できる
  • 各種手数料が無料
  • 24時間対応のサポート

気になる点

  • 最低取引単位が10,000通貨から
  • 短時間での複数回の取引は禁止
  • スワップ投資には向いていない

こちらからチェック↓

FX初心者から上級者まで、幅広く選ばれているDMM FX

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