専業FXトレーダーとは・・
トレードだけで生計を立てている人指します。
そんな専業トレーダーの5つ共通点
①群れない
②検索力が高い/質問力が高い
③地味なことをやっている
④コストパフォーマンス重視
⑤専業はそんなにいない
以下、1つずつ詳しく説明します。
群れない
よく言えば「孤高感」悪く言えば「引きこもり感」がある人が多いです。
駆け出しトレーダーの頃はひたすら孤独に技術を高めることに集中し、仲間ができたのはある程度トレーダーとして成功してからというのが多い印象です。
傷の舐めない、責任の擦り付け合い、愚痴の言い合いなどは少なくとも勝ちトレーダーの間では見たことないです。
また「仲間が自分の実力引き上げてくれる」と考える行為も自分の成長への責任を放棄しており「リスク」しかないです。
トレード手法は「相場に対して最強のもの」が存在するのではなく・・
「自分にとって最高なもの」
があるだけだからです。
技術が安定するまでは他人の存在はリスクが高いことを知っているから群れないと私は思っています。
完全な自己責任の相場の世界では他人に期待することは最も愚かな選択肢です。
✏️ポイント
勝ちトレーダーは「群れない」
トレード手法は「自分にとって最高のもの」があるだけで自力で模索するしかない
検索力が高い
検索力について
検索力が高いということは・・
「自力で問題解決をする能力が高い」
ということです。
わからないなら調べる。調べてもわからない場合、「普通ならここで諦めるだろ」というところで終わらず、さらに調べるような「深掘りタイプ」が多い印象です。
誰も助けてくれない相場の世界では非常に重要な能力だと思います。
トレードだけで生活をしている人が「検索力」が高い傾向にあるのは頷けます。
✏️ポイント
検索をする能力が高いと、問題を自己解決出来る可能性が高まります
質問力が高い
質問力が高い人が多い傾向
「検索力」と本質は同じですが、簡単な疑問は自力で解決する人がほとんどです。
また専業トレーダーが持っている疑問とは「質の高い疑問」となっており、解決すると自己成長に繋がる疑問を常に持っている印象が強いです。
あと、意外かもしれませんが「収入いくら」とか「いくら儲かっているの?」っていう話はあまりしないです。
普通に失礼ですし、そんな質問はしないのが常識ですが・・
自分に実力が付けば相手の実力もある程度わかる
と私は思います。例えば・・
1度も野球を見たことない人が高校野球とプロ野球の技術差が全く理解できないと思います。でも「高校野球の子は無給で、プロ野球選手は年俸1億」と説明すると技術差は理解できなくても「プロ野球選手、すげぇ!」というふうになりますよね。
一方、野球の実力がある人・野球を経験している人は年俸の話をしなくても映像を見ているだけで選手の技術力は計れます。
それと同じで専業トレーダーはチャートや言動を見聞きすると相手の実力を「ある程度」は想像できます。
ですから「収入」みたいな野暮な話はほぼ出ません。逆に実力がない段階の人に対して「お金・金額」の話は非常に有効ということになります。
✏️ポイント
誰も助けてくれない相場の世界。自力で問題解決するには検索力・質問力が必要
地道なことをやっている
あくまで個人トレーダーの領域での話です。専業トレーダーは何か特別な誰も知らない裏技を駆使しているとか、素人には知り得ないとんでもない情報をいち早く手に入れて、それで利益を得ているという感じではありません。
「記録作業や検証などの練習を頑張った」
「負けても負けてもめげずにトレードをやめなかった」
「たくさん調べてたくさん自分で考えた」
というふうに地味に能力を高めている人が多いです。ですから・・・
「とんでもない特別なルートを見つけないといけない」というわけではありません。
誰でも正しい努力をすれば専業にはなれると思います。
ただ・・
「それ普通の人なら絶対にめんどくさいと思うでしょ」って感じることをやりきる能力が高い人が多いです。
その努力の内容はチャート分析量かもしれないし、知識のインプット量かもしれません。でも、何かしら努力をしていると思います。
さらに「勝てるようになったきっかけみたいなのも別にない」という人も多いです。
日々の失敗から学んだこと全ての蓄積が実力に繋がっている、つまり・・
「これさえあれば勝てるみたいな安易な道はない」ということです。
✏️ポイント
為替トレードで地味な努力は必須。「これさえあれば勝てる」の安易な道はない
コストパフォーマンス重視
専業トレーダーはお金という資産が「ビジネスの武器そのも」であり「生活に必要なコスト」でもあるのでコストパフォーマンスを重視する人が多いです。とにかく派手にお金を使って毎晩バカ騒ぎしようというノリのトレーダーを私は見たことがありません。
ケチということではありません。
コストをかけるべきところにはしっかりかける
ということです。考え方が合理的とも言えます。
自分にとって投資になるジャンルにはしっかりお金を使いますし、トレード環境に限らず健康などにも投資します。
たまたま私の周りに欲がない人が多いというオチだったらそれまでなんですけどね。
ただ、欲深いと、いくら稼いでも天井が見えずトレードがストレスで仕方ないと思います。
✏️ポイント
トレーダーにとって、お金は「武器」であり「生活に必要なコスト」コスパ重視は当たり前
完全な専業はそんなにいない
「トレードだけで1本足打法!」という人は少ない印象です。私もトレードはあくまで副業的に捉えています。
私は収入の割合は給料5割トレード収益5割といった感じです。
私が知っているトレーダーも副業だったり、事業をしていたり、複数の投資を行っていたりと収入の柱をいくつも持っています。
完全な専業でやっていくのはメリットが少ないかなと思います。
全てのトレード結果が生活の質に影響する状態はストレスが大きいので収入の柱はいくつもあった方がいい。その方がトレードの収入への依存度が減少し、安定した売買判断ができます。
完全な専業トレーダーになりたい方は「突き抜けて多くの資産を築く」もしくは「生活コストを徹底的に上げない」のいずれかの努力が必要だと思います。
あとトレードは安定感が出てくると退屈になります。為替の専業トレーダーはお金を稼いでも誰かに感謝されることなんて一生ありませんからね。
そこでトレードで稼いだお金を手元に事業をして世の中に貢献したい、面白いものを作りたいというふうになるのは私もわかります。
✏️ポイント
トレードをするなら、複数の収入源を待つのがおすすめ
まとめ
専業トレーダーの共通点5つをまとめます。
①群れない
②検索力・質問力が高い
③地味なことをやっている
④コストパフォーマンス重視
⑤そもそも専業はそんなにいない
あくまで私が知っている人の傾向なので、この共通点に該当しないのにとんでもない資産を築いているトレーダーもいます。ただ言えることは誰もが何かしらの努力をしているということです。
「群れない努力」なのか「調べる努力」なのか「地味な努力」なのか「合理的にお金を使う努力」なのか「事業を成長させる努力」なのか。自分に合ったやり方を探すしかありません。
そして逆を言えば努力さえできれば誰でもトレードで資産を増やせます。私も周りの人たちから勇気をもらってきました。これからも一緒にコツコツ頑張っていきましょう。
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